金の産出量

 金はとても希少価値が高い資源になります。人が金を始めて手にしたのは、随分前6000年前だといわれています。それ以来採掘された総量は15万トンぐらいです。この15万トンというのは、オリンピックの公式プールで3杯分と、とても希少性の高い資源になります。

金は年間に大体2500トンづつぐらい算出されています。その他の市場から回収された金を合わせると大体4000トンが世界の需要をまかなっています。
需要としては、宝飾用をはじめとして、地金、金貨として以外にも、ビデオやコンピュータそして宇宙衛星などのハイテク産業用の資源などに重要な役割を果たしています。
すでに地球に存在する金の埋蔵量は、少なく、今後は在庫を再利用しながら使い続けるしかないと予想されます。
 

金の価値と魅力

 金は、世界で共通の価値観を持っている国際的な商品です。そのため、活発に取引が行われています。世界で取引が行われている市場は、香港・チューリッヒ・ロンドン・ニューヨークの4大金市場と呼ばれる市場で、価格の指標的立場は地位を確立しています。

世界にある主要取引所では、都市間で時差があります。地球の東側にある日本や韓国で取引が行われている時間は、欧米では夜です。この時差があることで、24時間休むことなく取引が行われています。
日本が取引を終える頃にチューリッヒで市場がオープンして、続いてロンドンそして日本のちょうど深夜の時間帯にニューヨークの市場がスタートします。欧米の価格が翌日の極東の市場に引き継がれる感じです。
 

金の抽出

 金の抽出にはいろいろな方法があります。アマルガム法は、金や銀が水銀に溶けるという性質を使っておこなう方法や、大部分の回収方法として青化法という方法があります。

青化法というのは、金はアルカリ性の青化溶液の中で参加され、そして溶解されます。バットリーチング法というのは、金の融解が完了すると、金を含む溶液は分離します。
1トンの中に20g以上金がある高品位鉱の場合は、青化法はバットリーチングが採用されて、攪拌機がある大きなタンクで、溶液と溶媒を何時間も保持する方法です。
 

熱伝導と電気伝導・金

 金は、とても熱伝道がいい金属です。それとともに電気伝導にも優れた性質を持っています。また、侵食がぜんぜんされず、空気では侵食されません。

他にも熱や、湿気、酸素にも強く、その他のほとんどの化学的腐食に対してとても強い金属です。このため、貨幣としての材料や装飾品としてとても古くから使われてきていました。
ただ、ハロゲンは金と反応を起こします。また、王水やヨードチンキは金を溶かすこともできます。そして、強力な参加作用を持っている熱濃セレン酸水溶液にも溶けます。
 

自然界の金は

 自然界の金は、普通銀が含まれて降ります。通常では10%程度ですが、この数値が20%を超える物は、エレクトラムと呼ばれており、琥珀金や青金などと呼ばれています。

銀の量を増やすと、銀白色になっていき、比重が下がっていく傾向があります。純金は、これら不純物を取り除き、純粋に金だけにしていったもので、不純物が少なければ少ないほど価値も上がっていきます。
 

溶け合いやすい金

 金は他の金属と非常に溶け合いやすく、混ぜることで合金にすることが簡単です。

他の金属に金を混ぜることによって、金属の伸張性がまし、そしていろいろな変化に富んだ色の金属を作ることもできるのです。
例えば、銅と混ぜることによってできる合金は赤色になります。鉄と混ぜることで緑色の金属になります。
他にも紫色になるアルミニウムとの合金や、白色にするには白金との合金、ビスマスと銀が混ざった合金では、黒色を帯びた色になります。
 

そもそも金とは

 金は金色と呼ばれる金属で、金色と呼ばれる光沢のある金属です。この金をとても細かい粒子にすると、黒色やルビーのような色に見える場合もあります。

非常に薄く延ばせるなど、加工にとても便利な金属となっています。1グラムあれば、数平方メートルまで伸ばすことができて、この薄く伸ばしたものを、金箔と呼ぶこともあります。また、糸状に伸ばしたものを金糸と呼びます。
この金糸で豪華な服を作ることもあり、繊維素材としても使われることがあります。
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